電気工事士の試験を受けたのですが、実技試験の練習で結構な量の電線を使いました。
この使用済みの電線、非鉄金属スクラップ屋さんに持ち込むと、結構なお値段で買い取ってもらえるとのことで、実際に売ってみました。
被覆の剥ぎ取り
電線は、被覆を剥いた方が高く売れるとのことで、大変ですが全部一つずつ剥きました。
電線の被覆をむくときは、まず外装を剥ぎ取ります。
短いものはそのまま中の芯線を抜き取り、長いものはカッターで縦に外装を裂いて剥ぎ取りました。

芯線の被覆を剥ぎ取るには、芯線の先端をペンチではさみ、カッターを斜めに当ててカッターを動かすのではなくペンチの方を引っ張って被覆を剥ぎ取ります。

業者さんに持ち込み
今回使用済み電線を持ち込んだのは、所沢にある国吉金属第3工場
事前に電話で買取できるか確認してからお邪魔しました。
ヤードに直接車で乗り付けて、受付と看板が出ているプレハブ小屋を尋ねると、担当の方が出てきて、計量、その場で伝票をおこし、現金を渡してくれました。
その間5分ほど。
お金を受け取る際に、伝票に自分を名前を書きましたが、印鑑や身分証明書など一切必要なしでした。
買取価格
今回持ち込んだのは、2019年の8月上旬。買取価格はその日の価格です。
銅ムキ 4.5キロ 単価470円 2115円
接続したリングスリーブを切断したものは
2号銅 0.5キロ 単価400円 200円
締めて2315円となりました。
2022年6月追記
今は銅が高騰してて買取価格が1000円超えてるところもありますね。
まとめ・感想
被覆を剥くのに結構な手間がかかりましたが、買取は思っていたよりも簡単でした。
免許取得までに結構な費用がかかる電気工事士ですが、使った電線を売って少しでも費用の足しにしていただければと思います。
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