最近、通勤電車でたびたび体験すること。
ちょっと混んでる電車で背中合わせになったとき、後ろの人から寄りかかられるように圧力をかけられることがなんだか多くなったように感じる。
こっちは押されて前屈みの体勢になる。
まあ、混んでるし仕方ないな思って、我慢してるとさらにグイグイくる。
いいかげん耐えきれなくなって後ろを振り返ってみると、スマホを見ながら後ろに大きく背中を反らしている。
いやいやいやと。
あんたがスマホを見やすい体勢にするためにこっちが辛い体勢を強いられてるのかと、心の声。
なんとも理不尽な。
後ろに迷惑かけてることに気がつかないのだろうか。
気がついてても無視なのだろうか。
このような場面、いわゆる「他人の不利益が自分の利益になる状況」で譲り合いができない、利己的な人が多くなってきてる気がする。
そもそも満員電車でスマホをいじる人が迷惑だと思うのだけどどうだろう。
他にも例えば、電車に乗ろうとしたら満員で、ドア付近にまで人でびっしり塞がってる。
頑張って乗ってみると中は結構スカスカで混んでるのはドア付近だけで。
もう少し奥に詰めてくれたらいいのにと思うけどみんなスマホを見ながら知らん顔。
どうしちゃったの、みんな?スマホをみるためなら傍若無人が許されるの?
教育が悪いのか、社会に余裕がなくなってきているか。
あまりこう言う言葉は使いたくないが、民度が下がってきているなと思う。
ドラッカーいわく「公共の利益を持って自己の利益としなければならない」と。
みんなの利益こそが自分の利益とするべきだと。
つまり、徳を積むとはそういうことなのだ。
…
電車で背中合わせの後ろの人から寄りかかられたときどうするか。
そんなときは、体を90度横に向けて、肩で相手の力を受け止めて対抗している。
すると相手も背中を反らすことができなくなり、段々と圧力が弱まっていくことが多い。
嫌な世の中になったものだ。
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