グーグルマップを眺めていたら「こぶたのしっぽ」という記載をみつけた。
ググってみたら手作りのハム・ベーコン・パンを出すお店らしい。
これはちょっと行ってみたい、ということで「こぶたのしっぽ」のレポートです。
お店は白いかわいい建物
情報によると、午後の時間になると売り切れの商品も出始めるらしいので、でお昼前には到着するよう家を出る。
お店に到着したのはお昼ちょっと前。
店舗の横には5、6台停められそうな駐車場がある。
先客の車が2台止められていた。
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お店は白いかわいい建物で、庭先には白いパラソルのテラス席がかわいらしく設けてあった。
店内はさほど広くはないけど木目を基調にした落ち着いた感じ。
パン屋さんのイートインコーナーのようなカウンター3席、大き目のテーブルが一つある。
カウンター席は、小学校で使うような椅子が並べられている。
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椅子を引いた時の「ガガガー」という大きな音も懐かしくて良い。
ここではしっかり食事をとるというよりも、軽く食べるかお持ち帰りするのがちょうど良いように思う。
注文
商品棚にはパン・ハム・ソーセージが並べられている。
それとは別に、ホットドッグなどの注文してから作ってくれるメニューはレジ上の黒板に書かれている。
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今回注文した二人分の内容はこちら(値段は税別)
・チーズソーセージホットドッグ 450円
・あらびきソーセージホットドッグ 450円
・コンビーフサンド 480円
・昔のベーコン(おみやげ)480円
これらすべてをテイクアウトでお願いしました。
注文の際に、「ピクルス、玉ねぎ、マスタード、ケチャップが入りますがよろしいでしょうか。」と言った確認してくれる。
自分は全部OKだけど、苦手なものがあったらカスタマイズできるのは嬉しい配慮だよね。
待ってる間に試食させてくれる
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ホットドッグが出来上がるまでに少し時間がかかる。
店内で待ってたら、プレートに盛られた試食を出してくれた。
いろんな種類のハム、サラミ、ソーセージの盛り合わせになってる。
これは来店の皆さんにもれなく提供しているみたい。
どれも美味しかったんだけど、商品の名前がわかると買い物しやすいかな。
まあ、店員さんに聞けばいいんだけど。
実食
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チーズソーセージホットドッグはソーセージの中にチーズが埋め込まれる。
パリッと噛むと中からとろりとチーズが出てきて味と触感の変化が楽しめた。
あらびきソーセージホットドッグは、緻密なあらびき感で。
弾力のあるソーセージをゆっくり噛みしめていくとパリッと割れて、ジュワーと肉汁が出てくる。
ホットドッグのパンはソーセージの弾力をしっかりと受け止めてくれる硬めのバケット。
外はカリカリ中はふんわり。
どちらもおいしかった。
チーズとあらびき、どちらがいいかと聞かれたら。
ソーセージ自体の美味しさはどちらもかわらないから、チーズ入りの方がお得な感じかも。
コンビーフサンドは、油のしつこさを感じないコンビーフで。
よくある缶詰のコンビーフにあるもっさり感がまったくない。
大きな一口で頬張ったときには贅沢感に包まれるお味でした。
今回衝動買いしたコンビーフサンドは半分だけ食べる予定だったけど、おいしくて一人分を完食してしまった。
後日食べた「昔のベーコン」
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ベーコンの写真は取り忘れてしまったので、写真はお店の公式フェイスブックからお借りしました。
「昔の」ベーコンの意味
ベーコンは自分でもよく手作りするからわかるんだけど、
この「昔のベーコン」というネーミングの意味。
今のベーコンと何が違うの?
ハムもそうなんだけど今のベーコンって材料に豚肉以外のタンパク質を混ぜて作ってる。
卵白とか大豆タンパクとか。
なんでそんなことをするのか。
それは、コストを下げるため。
少ない豚肉でより多くのベーコンを作るため混ぜ物をして作ってる。
むかし、肉屋さんで売られていたベーコンは、混ぜものなどしていない、塩っ辛いベーコンだった。
混ぜ物なしのベーコンは、じっくり火を通すことによってカリカリになる。
今、スーパーとかにおいてあるパック売りのベーコンは水っぽくて長時間火を通してもカリカリベーコンにはならない。
この「昔のベーコン」という名前には、混ぜものなしの、「昔ながらの本物のベーコン」だ、と言いたいのだと思っている。
ベーコンの実食
おみやげ用に買ったベーコンは、写真のように真空パックにされている。
買ったときには保冷剤を付けてくれる。
パックを開けた瞬間から食欲をそそるとてもいい香り。
よくスモークされている。
薄くスライスされているベーコンを二枚ほどとって、フライパンへ。
油はしかない。
ベーコンのあぶらみが溶け出し段々と透き通ってくる。
あまり加熱しすぎると溶けてなくなってしまう。
このまま弱火で続ければカリカリベーコンになるが、今回はここで火を止める。
火を止め、ほんの少し、本当に少し醤油を振りかけ、そのままお茶碗に盛ったご飯の上に。
ベーコン丼の完成。(写真なくてすみません)
この食べ方が何よりもベーコンの味がわかる。
程よい塩気とスモークの香り。あぶらみと醤油のハーモニー。
とても美味しくいただいた。
本物の「昔のベーコン」を味わうことができた。
まとめ
埼玉県ときがわ町のハムとパンのお店。
ハム屋の兄とパン屋の弟が始めた「こぶたのしっぽ」
二人の専門家が手を組んでつくる商品は美味しくないわけがない。
コンビーフサンドで贅沢な気分に。
ベーコンは本物の味のする昔ながらのベーコンだった。
ファンになりました。また行きたいお店です。
参考リンク
フェイスブック https://www.facebook.com/kobutanoshippo/
食べログ https://tabelog.com/saitama/A1105/A110605/11043402/
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