ちきりんのブログをみて、手元スピーカーを買ってみた。
うちの80歳を超える父は、普段、テレビを見るときは、耳が遠いせいで爆音にしてしまう。
家の外からでも何を観ているのがわかるくらい音漏れしてくるほど。
補聴器も試してみたが、合わないという。
イヤホンつけるのも嫌という。
手元テレビスピーカーは、テレビの音声を電波で飛ばして、手元のスピーカーを鳴らすもの。
部屋全体に爆音を響かせることなく手元のスピーカーからテレビの音を聞くことができる。
今回、実際に使ってみたところ、音量の設定にちょっとしたコツが必要だったので紹介してみたい。
・手元スピーカーの音が小さいときは、テレビのボリュームで調整する
・手元スピーカーはイヤフォンジャックにつなぐので、テレビから音が鳴らなくなるが設定で変えられる
・テレビ、手元スピーカー同時に鳴らすとき、手元スピーカーの音量設定はヘッドフォン/イヤフォン設定で行う
音が小さい時はテレビのボリュームを上げる
送信機はテレビのヘッドホン/イヤホンジャックにつないで使う。
手元テレビスピーカー本体の電源を入れるとテレビの音が流れ出す。
操作はとてもシンプルである。
なかなか音もいいし、遅延もない。
しかし、なんだか音が小さい。
手元テレビスピーカー本体のボリュームをいっぱいまで上げてみた。
しかし、まだ小さい。
これではとてもじゃないが、耳の悪い人には聞き取れない。
そこで、今度はテレビのリモコンで、テレビ本体の音量を上げてみた。
それに応じて手元テレビスピーカーからの音も大きくなった。
これでスピーカーを父の近くに置いておけば、テレビの音量を爆音で鳴らすことはないだろう。
手元テレビスピーカーとテレビの音を同時に鳴らす設定
ヘッドホン/イヤホンジャックに線をつなぐとテレビからは音が出なくなる。
このままでもよいのだが、他の家族もテレビを見るのでテレビ本体からも音を流すようにしたい。
それには、テレビの設定を変える必要がある。
【パナソニックのビエラの場合】
うちにあるテレビの場合で紹介する。
他のメーカーのテレビでも最近のものであれば設定があるはずである。
リモコンのメニューボタン→音声調整→「スピーカーとイヤホン音声の同時出力」を「する」にする。
これで手元スピーカーとテレビの音が同時に鳴るようになる。
しかし、現状では先のど、手元スピーカーの音お大きくするためにテレビの音量を上げたので、爆音になってしまう。
そこで今度はヘッドホン/イヤホンの音量を上げる調整する必要がある。
イヤホン/ヘッドホンの音量を上げて、テレビの音を下げる
このテレビの場合、テレビの音量と、ヘッドホン/イヤホンの音量を別々に設定できる。
先ほどと同じ、メニューボタン→音声調整から
「ヘッドホン/イヤホン音量」で調整できる。
この項目を上げると、手元テレビスピーカーからの音が大きくなる。
テレビ本体の音を下げながら、調整する。
まとめ
手元テレビスピーカーの音が小さい時は、テレビのボリュームを上げる。
手元テレビスピーカーとテレビの音を同時に出したい時は、テレビの設定を変更する。
ヘッドホン/イヤホンの音を大きくすれば、テレビ本体の音を小さくできる。
音量を調整できる部分が手元スピーカー本体、テレビ本体、ヘッドホン/イヤホンと3つあるのでややこしいが、みんなが快適に過ごせる「適音」を見つけていただきたい。
コメント